【手術について】｜江東区の整体、南砂町のみなみすな整体院

ブログ 2017年09月12日

【手術について】

こんにちは。
日頃のセルフケアを
うるさいぐらい指導するみなみすな整体院です。

当院に　右太ももがつるような感じがするので病院に行ったら検査でMRIを撮られ、
中程度の脊柱管狭窄症があるから手術しましょうと言われたので
どうしようか迷っているという方が来られました。

その方は日常生活に支障がない程度の痛みとハリ感があり、
休憩なしで4000歩ぐらい歩いた次の日から数日間は症状が悪化するとのことでした。

わかる方にはわかると思いますが、
4000歩も歩けてる時点で脊柱管狭窄症の可能性は低いですし、
そうであったとしてもかなり軽いことが想定されます。

また、セカンドオピニオンで別の病院で検査したところ、
「ヘルニアがあるから手術しましょう。
今は70代でまだ体力があるから間に合うけど、今後は年齢の問題で手術できなくなるから。」

と言われたそうです。
ちなみにヘルニアの整形外科的検査（SLR）を行ったところ、
完全な陰性でした。

排尿障害も皆無。

手術・・・要りますかね？＾＾；

ちなみに両方の病院ともけっこう有名で、
少し遠いところからバスや電車で通院される方もいるようなところです。

また、もう少し話を詳しくうかがったところ、
日常生活の指導（姿勢や運動習慣）についてはまったくなかった、
ヒアリングすらなかったそうです。

たまたま忙しかったのかも知れませんが、
ドクターって普通はこんな感じなんですか？

この方はうちに通院しだしてから徐々に回復して、
足が突っ張る日が減ってきたとのことなのですが、
以前一時期動けないほどの足腰の痛みに襲われ、
救急車で病院に運ばれたトラウマがあり、
良くなってきても常に不安がつきまとっているので
友人に勧められたらつい病院に行ってしまうらしいです。

結局決めるのは自分自身ですけど、
情報が足りないのはフェアじゃないので

とりあえず

・手術の成功率、
・手術の成功と症状の消失の関係、
・日本と欧米の腰痛とヘルニアの考え方
・手術の不可逆性

などについて説明したところ
とりあえず急いで手術するのはやめておきます。
とのことでした。

日常生活が困難なほどの痛みやしびれ、排尿障害や内臓の異常などがある場合は
ヘルニアの手術をしないとまずい可能性がありますが、
医者が魔法使いかなんかだと思って夢を見ている人が一定数いる実感があります。

別の方の話になりますが、足の痛みがあってそれを解決したくて病院に行き、
医者に勧められるままヘルニア手術を受け、最初の数週間は痛みが軽減したものの、
結局また戻り、それだけでなく他の場所にしびれが出たというケースもあります。

現代は調べれば色々と情報が手に入る時代なので、
ある程度知識を身に付けておくべきだな、と思います。

※（ただし、テレビの健康番組かなんかで身に付けた中途半端な知識や
素人の友達の意見は基本的に無視してください。
なぜならそれらは一般論であり、自分のケースと100％一致するとは限らないからです。

良かれと思って色々アドバイスをしてくれる友達の存在は非常にありがたいですが、
専門家でない場合、それが正しいことはほとんどありません。
残念なことにけっこうな確率で不幸な結果を招いています・・・）

ほとんどの場合、痛みの原因は日常の心身の使い方にあります。
原因を解決していないのに手術をしてもけっこうな確率で再発します。

そしてそれは運動不足だったり、逆に体を酷使しているからだったり、
食事に問題があったり、性格や考え方だったりと千差万別です。

ということなので僕はヒアリング、カウンセリングを徹底的に行います。
そのうえでセルフケアや生活指導をめっちゃやります。
ちゃんと言うこと聞いてくれる人はほぼほぼ良くなってくれます。

手術は出来たらやりたくないなー

と思っている方は一度自分の生活を振り返ってみてくださいね＾＾

みなみすな整体院
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